教員の成りて不足にによって、教育現場はひっ迫しています。
先生の人が少なくなっているということは、先生たちの一人当たりの業務が多くなっているということです。
そんな現状を知って、これからを悩んでいる先生方も少なくないはずです。
私は教育を辞めた身ではありますが、これから教員になろうとしている人、教員を辞めようか迷っている先生に向けて、今日は教員の魅力を発信していきます。
今回は3本立て
- 子供たちの成長
- 自分自身の成長
- 生徒たちのその後
について話していきます!
なお、中学校教員だった私の経験をもとに話していきます。
それではいってみましょう!
1.子供たちの成長
「先生!これできるようになった!」、「テストの点数〇〇点上がった!」のように、毎日を生徒たちと過ごしていると生徒たちの成長をたくさん見ることができます。それは、目に見えるものだけではありません。発する言葉や、授業へ取り組む態度など、生徒たちは日々の中でたくさんのことを吸収して育っていきます。
また、生徒達からの発信だけでなく、放課後の職員室で他の先生方から「〇〇さん実力テストの点数すごく上がりましたね!」、「〇〇さん今日も部長として頑張ってましたよ!」などと聞くと担任をしていた私は、自分の子供が褒められたかのように嬉しく思っていました。職場にもよると思いますが、私は放課後に突然始まる職員室での「今日の〇〇さん」の時間は結構好きでした。
やはり、そういったところを見聞きしていると、また頑張ろうと思えてしまいます。
2.自分自身の成長
教員1、2年目の時の私は生徒との関わり方に難しさを感じていました。正直授業は、上手な人のまねをして自分なりに改良するスタイルだったので、授業そのものの取り組み方は変わっていません。
生徒ととの関わり方の場面で一番難しさを感じたのが指導の場面でした。
指導=怒る
のイメージが強かったせいもあり、なるべく怒らないようにしようとか心がけていましたが、それがあだとなり、耐え切れずブチ切れてしまう場面が何度かありました。
正そうとすることは間違いじゃないと思うし、規律を守らせることは素晴らしいことだと思います。ただ、それが「できない生徒」と「わからない生徒」がいることを理解する必要がありました。
自分の中の常識で話すのではなく、一度相手の立場になって考え寄り添う姿勢が大切だと学んでいきました。そのために、自分が悪者にならなければいけないこともありましたが…(笑)
とにかく、私自身も人との関わり方を学校を通して学べました。
3.生徒たちのその後
いまだに「あの子たちいまどうなっているんだろうな~」考えることがあります。すでに社会人として働いている人もいますし、大学生になって人もいます。
卒業後に挨拶に来る生徒たちと話していると、会話の節々から中学生の頃とは違った成長が見られました。ただ、卒業後はほとんどの生徒と関わる機会がありません。それでも卒業生の妹弟が入学してきて懐かしくなったり、先生方との話の中で昔を懐かしむことも何度もありました。
個人的には、高校のパンフレットや雑誌の特集に教え子が載っていると少し背筋がピンと伸びる気持ちになりました。
ざっと、私なりに教師のやりがいについて話してみましたが、他にも探せばたくさんあります。やはり個人的には生徒達との会話の中で、笑いあった日々が思い出に残っています。
今、思い返すと私もちゃんと先生やってたんだな~って改めて実感しています(笑)
先生にしか味わえない楽しさがあって。先生でなければ体験できない嬉しい瞬間があります。もちろん、良いことだけではないですが、頑張った先にはきっと先生たちにもいいことが待っているはずです。
先生方の頑張りが子供たちに届きますように!
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