【先生が足りない⁉】非常勤講師だけでは足りない!免外教員や免許がなくても働ける仕組み!

やりがい

こんにちは!シュウです!

今回は先生の成りて不足と、学校での対策について話していきます!

いろんなところで嘆かれている教員不足

文部科学省の調べによると、令和3年度始業日時点の小・中学校の「教師不足」人数(不足率)は合計2,086人(0.35%)、5月1日時点では1,701人(0.28%)

高等学校の「教師不足」人数は始業日に217人(0.14%)、5月1日時点で159人(0.10%)

特別支援学校の「教師不足」人数は始業日に255人(0.32%)、5月1日時点で205人(0.26%)

との調査結果が出されていました。

文部科学省さん → https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoin/mext_00004.html

率直な感想…「絶対もっと足りていない!」と感じました。

各学校では、学校が始まる前に教員の人数をそろえるために必死です。中には、「学年主任兼学級担任」とか「教頭先生が教科担任」とか「非常勤講師を探し中…」のままで年度が始まることもあります。

各学校の校長先生は、どの先生をどの学年に入れるかなども迷いながらも、人手が足りずに非常勤講師を探しているケースもあります。

私が個人的に「これいいの?」と思っているのが「免外教員」の存在です。

教員は各教科(国語や数学など)そして、校種(小学校、中学校など)によって免許が出せれます。免外教員はわかりやすくいうと「国語の先生が体育を教える」というような感じです。

え?いいの?ってなりませんか?

「歯科の先生が内科の検診をする」とか「皮膚科の先生が精神科の治療をする」ようなイメージです。

実際、私が勤務してきた4校では、私を含め合計5人の先生が免外として生徒たちに教えていました。もちろん、先生方も教えるプロとして経験のない教科でも教材研究をして授業に臨んでいました。校長先生からお願いされた段階で断ることもできます。ただ断ることで、新しいその教科の先生が見つからな限り、他の先生にその話が回るだけで、何よりも子供たちの学びの機会が奪われてしまうのです。

この仕組みのせいで「うちの学校は教師が足りてます」がまかり通てしまっています。

今では特別免許状というものもでき、教員免許状は持っていないものの、優れた知識や経験を持つ社会人を教員として学校に迎え入れることもできます。

「優れた知識や経験」の基準はよくわかりませんが、知識の量や経験だけで教員として向かい入れることに私は疑問を感じます。もちろん素敵な方もいるのは重々承知してきますが、子供たちと直接関わる以上、知識や経験だけでなく学校や教育に対する理解の高さも必要になってくるはずです。

こういうことを書いていると愚痴になってしまいますね。

とにかく、教員が減っています。子供の数も減っていいますが、それを上回る速度で教員が足りない状態が加速しています。仕事の総量が変わらず、仕事をする人が減っているということは仕事をする人の負担が大きくなっているということです。

その現状をどうにかしようと現場では先生たちが疲弊しながらも、子供たちの教育の機会を確保してくれています。中には専門の教科ではない教科を自分で勉強しながら教え、知識のない部活動指導をしたりが今では当たり前になりつつあります。

教員の成りて不足は今後も課題となります。

教員の働き方改革や給与形態の改善なども注目してきたいですね。

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